お馴染み資材「プチプチ」の世界…正式名称＆購入先と梱包テクニック♪

包装業務においてよく利用される、空気が詰まった小さな球体が一面に配されたプラスチックの緩衝材を見たことがあるでしょう。
その球体が連なる形状が特徴の保護材料、その正式な呼び名をご存知ですか？

一般的には、指で押すと「ポップ」と音がするため、「プチプチ」と愛称で呼ばれることが多いです。
このプチプチとして知られる素材は、実はいくつかの異なる名前を持っています。

この素材の詳細について、以下で解説します。

とらお

これらの情報を身につけることで、あなたも気泡緩衝材のプロになるかもしれません。

プチプチの公式名称

一般的にプチプチと呼ばれるこの材料の、正式名称は何でしょうか？

梱包材料としての気泡緩衝材の正体

一般的に親しまれているプチプチですが、正式には「気泡緩衝材」と呼ばれます。
プチプチ®として広く知られるこの名前は、実は川上産業株式会社の商標登録された名称です。

これらの材料は、特に割れ物の梱包や引越し時に重宝されるものです。
では、プチプチ®と他社製の緩衝材との間には何が異なるのでしょうか。それは製品名の違いに過ぎません。

しかし、その響きの良さからプチプチという言葉が好まれて使用されることが多いです。

エアキャップと他の気泡緩衝材

「エアキャップ」は宇部フィルム株式会社の登録商標で、一般的に気泡緩衝材を指します。
以下は、その公式製品名です。

他社の製品には、独自の名称があります。

これら以外にも、「エアパッキン」や「エアクッション」という名称で気泡緩衝材が呼ばれることがあります。

気泡緩衝材の入手先はどこ？

「プチプチ」と俗称されるプラスチック製の梱包材は、どこで購入することができるのでしょうか。

とらお

購入先を探している方も、多いかもしれません。

気泡緩衝材を購入できる場所

気泡緩衝材は「100円ショップのダイソー・セリア・ホームセンター・大手量販店の雑貨コーナー」などで、手に入れることができます。
製品にはサイズや気泡の大きさが異なるものがあり、使用目的や予算に合わせて選ぶことが重要です。

大量に必要な場合は、かさばるため、オンラインショッピングを利用すると便利です。

気泡緩衝材の裏表の見分け方

梱包作業で使われる気泡緩衝材についてよくある疑問は、どちらが表面で、どちらが裏面かということです。
実は、公式な規定はなく、どちらを表にしても機能に大きな違いはありません。

裏表の使い分け方は、梱包する物によって異なります。

表面の滑らかさが必要な場合

例えば、物を収める封筒や袋を作る際は、内部の凹凸が出入りを妨げるため、内側を滑らかにし、外側に凹凸を持たせると扱いやすくなります。

箱梱包での気泡緩衝材の向き

箱に複数の物を梱包する際は、気泡緩衝材の凹凸部を内側に向けると良いでしょう。
凹凸が外側にあると、余計な隙間が生じ、箱内のスペースを効率良く使用できなくなります。

また、出し入れの際に凹凸部が絡まってしまうと、作業が困難になる可能性があります。

まとめ

多くの人に「プチプチ」として親しまれている気泡緩衝材ですが、多くの人がその名前が商標であることを知りません。
実用的なこの材料は、「100円ショップ・ホームセンター・大型小売店」で、容易に購入可能です。

使用する物や目的に応じて、最適なタイプを選ぶことが重要です。
大容量や大きなサイズの製品はロール状で提供されることが多く、運搬には車が必要になることもあります。

大量に購入する際は、配送料を考慮しても、オンラインショッピングが便利であるといえるでしょう。

とらお

また、購入前には十分な保管スペースがあることを確認しましょう。